Frequently Aksed Questions

研究室生活について

Question      Answer
 コアタイムはありますか?  研究室に物理的にいる必要があるのは,週1ないし2回のゼミと週1のミーティングです。それ以外は比較的自由にやってもらっています。ただし,完全に自由にしてしまうと生活リズムが崩れて研究に影響がでます。健康のためにも基本的に10:30~17:00を研究推奨時間としています。
アルバイトはできますか? アルバイトの中から様々な気づきを得ることもできます。研究室のルールの範囲で研究に影響がなければ,特に制限はありません。常に研究的視点をもって取り組んでください。
一週間のスケジュールはどうなっていますか? 前期はDM,B4それぞれ週1のゼミ・輪講,週1のグループのミーティングを行います。後期はM,B,D合同のゼミが週2のペースであります。ゼミはおよそ一か月に1回のペースでまとまった進捗報告を行います。グループミーティングでは1週間単位の報告です。ただし,B4の前期は輪講と演習が中心です。
わからないことは誰に聞けばいいですか 本研究室では卒研生には担当の先輩が1人必ずつくチューター制をとっています。様々なノウハウや注意点は都度教えてもらうことができます。チューターもまた教えることで理解を深めるという効果があります。
研究室内の連絡や情報共有はどのように行いますか ほとんどはslackで行っています。全体,グループ,個別の連絡はもちろん,様々なトピックスについてチャネルを設けて情報の共有を図っています。それ以外の提携フォーマットなどはサーバにおいてありますが,2020年度はもう少し整理する予定です。

研究について

Question      Answer
 テーマはどのように決まりますか? 基本的な技術を勉強しながら 何回かインタビューを行い興味のある方向を探っていきます。5月中旬には方向性を明らかにし,7月末でに研究計画を固めます。その結果をテーマ企画発表で整理します。一度決めたテーマであっても,状況によっては変更することがあります。それはネガティブな意味ではなく,いくつもの視点を持つことが重要であるという理由からです。
新しくやってみたいテーマがあるのですができますか?  研究的要素があるテーマであれば自発的にテーマを見つけることは大歓迎です。ただし,単なる開発だけのテーマや,見た目が面白いというだけではテーマ化は難しいです。その中からどのような新たな知見が得られ,どのような問題の解決に貢献できるのか,新規性,有用性,創造性において学術的・理論的な裏付けと結果が期待できる内容に煮詰めてください。
テーマがどれも難しそうです。私にできるでしょうか?

 難しそうに見えてもそれが魅力的に見えなかったのであれば,それは説明する側の責任です。アプリケーション指向の分かりやすいテーマも設定可能ですが,大学・大学院の研究である以上,理論背景を探求する高度な内容を扱うことが責務です。そこに価値や魅力を見出せるかどうかが重要です。それをわかりやすく学生や世の中に伝えることも研究室の使命です。

AIや人工知能の基礎知識がありません。研究できますか?  輪講や演習によって基本的な知識は半年程度で身に付きます。最初はわからない言葉がたくさんでてきますが,表面的な意味で分かった気になるのではなく,本質と理論的な根拠をしっかりと抑えることが結局は近道です。この分野は多くの新しい言葉や概念がでてきますが,雰囲気で使うのではなく,研究を通じて深い理解に至るようにしてください。
なにをどこまでやればいいですか? 形式的には,卒業論文・修士論文を完成させることです。卒業論文のレベルは国内の講演や研究会・シンポジウム以上の,修士論文は国際会議や論文誌論文に掲載されるレベルが目安です。博士論文はより高いレベルの成果が求められます。これらの結果も重要ですが,その過程も極めて重要です。問題解決の過程で得られる力は時として見かけの成果よりも価値があります。
学会発表はできますか? 研究発表があってこその研究です。どれだけよい成果が得られていても,世の中への波及効果がなければ価値がありません。国内外の講演会,シンポジウム,研究会,論文誌論文等積極的な発表を期待します。
企業との共同研究に興味があります 本研究室は企業等との共同研究を多く扱っています。企業との共同研究は実践的な研究が多く学ぶこともたくさんありますが,その分責任も大きいです。しっかりと責任をもって取り組む必要があります。

進学・就職について

Question      Answer
卒業研究が終わるとどうなりますか ほとんどの卒研生は,そのまま大学院に進学をしますが,卒業後就職する場合はそれに応じたテーマ設定・目標を調整していきます。また,卒業研究の成果を,1月~3月の学会講演会やシンポジウムで発表する機会を設けます。さらに,内容によっては進学後すぐ国際会議で発表することもあります。
進学予定です。筆記試験の受験勉強の時間はありますか? 4年生の輪講,演習は予定通りすすめていきますが。受験勉強の時間が確保できるよう配慮します。
先輩たちはどのような企業等に就職していますか? 本研究室は情報系の研究ですが,求められる職種・企業は多岐にわたるのが特徴です。具体的には,下記のような企業が挙げられます(順不同)

キヤノン リコー NTTデータ   NTT研究所,NTTコミュニケーションズ  NTT   JR東日本 東京電力 東北電力  電源開発 明電舎 日立製作所 日立アプライアンス 日立情報制御ソリューションズ  日本ビジネスシステムズ  NEC NECラーニング  東芝マイクロエレクトロニクス  NECソフトウェア  KDDI  三菱電機 伊藤超短波  富士フィルム 富士ゼロックス 富士通 富士通BSC  モバイルテクノ 新日鉄ソリューションズ 野村総研 電通国際情報サービス 京三製作所  チームラボ コマツ エプソン  パイオニア カプコン コーエーテクノ  SRD コマツ セコム ローランド 第一生命システム アルトナー 筑波大学 総務省 特許庁 

大学院進学希望です,同じ研究室に残れますか? そのときのメンバーによって変わります。
学外の方は別途相談をしてください。
大学院に進学せず就職希望ですがB4で研究できますか? 本研究室ではB4でしっかり基礎を勉強し,Mからが本格的な研究と位置付けていますが,テーマによってはあるいは本人の努力で1年で十分な研究成果を上げることができます。